市長メッセージ

更新日:2021年03月01日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」で宜しくお願い致します。

早いもので3月に入り、梅の花から河津桜の季節となりました。
新型コロナウイルスも、日向圏域では約1ヶ月感染者が出ていない状況から、感染未確認圏域となりました。これもひとえに、市民の皆様や医療従事者の方々など、多くの皆様のご協力の賜物であると感謝しております。
なお、県独自の緊急事態宣言は解除されましたが、感染拡大緊急警報は3月7日まで継続しています。引き続き感染防止対策にしっかりと取り組みましょう。
 
現在、庁内では、「いきいき健康課 新型コロナウイルスワクチン接種推進係」を中心に、国や県並びに日向市東臼杵郡医師会や薬剤師会と連携し、ワクチンの個別接種や集団接種に向けた準備や体制整備を進めています。
しかしながら、全市民へのワクチン接種は経験がないことから、今後膨大な事務手続きや作業が想定されますが、市民の皆さんが安全に安心してワクチン接種ができるように迅速に取り組む必要があります。
そのためには、職員の皆さんの力を結集し、ワクチン接種を円滑に進めていかなければなりません。市民の命と健康を守るため、引き続きワクチン接種事業へのご協力を宜しくお願い致します。

次に、先の臨時議会において「第2次日向市総合計画・後期基本計画」及び「第2次日向市行財政改革大綱」が議決されました。併せて、今回の総合計画・後期基本計画の重点戦略や重点戦略アクションプランを取り組む施策として位置づけた、「第2期日向市総合戦略」も策定したところであります。

今回の後期基本計画は、本市のまちづくりの将来像である「海・山・人がつながり 笑顔で暮らせる元気なまち」を目指して、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標・SDGs」の要素を取り入れた計画となっています。今後、市の政策や各課における事業を推進する際には、SDGsの視点をもって取り組んでいただきたいと考えます。
そして、今回の後期基本計画では、「若者と女性に選ばれるまち”日向”未来づくり」を重点戦略として、4つの戦略と12の重点プロジェクトを定めています。その中で、2つのキーワード「稼ぐ」と「女性活躍」がありますので、職員の皆さんは「第2次日向市総合計画・後期基本計画」及び「第2期日向市総合戦略」並びに「第2次日向市行財政改革大綱」をしっかりと読み込んで職務に精励していただきたいと思います。

最後に、先週金曜日に、令和3年第2回日向市議会(定例会)が開会いたしました。
今議会は、令和3年度当初予算を審議する大切な議会となります。年度末で何かと忙しい時期でありますが、適切な議会対応を宜しくお願い致します。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。
【今月の一言】名取芳彦著 【空海 生き方が変わる「黄金の言葉」】より掲載
(元結不動密蔵院住職:密蔵院で写仏講座や声明ライブ、出張法話など幅広い活動
著書「般若心経、心の「大そうじ」」「心がすっきりかるくなる般若心経」)

~志を曲げなければ、きっと道は開く~ 『同じ志を持つ者は、男も女もみな平等』

いまや女子マラソンはオリンピックでおなじみの競技になり、各地のマラソン大会にも多くの女子ランナーが出場するようになりました。
しかし、かつては「女性がマラソンをするのは生理的に困難」と言われ、走ることさえ認められていなかったのを知っているでしょうか。
それでも走りたいという女性ランナーは主催者に隠れて参加したそうです。70年代にはそうした女性たちが増え、徐々に参加が認められるようになり、オリンピックでは1984年のロサンゼルス大会から女子マラソンが正式採用されました。
空海は「もし信心し教えを実践するなら、男女の別もなく、身分も関係なく、だれもが仏となる素質を持っている」と言っています。
男性だけに仏門が開かれていた当時、こうした考えを述べた例はまれで、「同じ志を持つ者はみな平等だ」という空海の開かれた精神が伝わってきます。
どうしても走りたいという女性ランナーたちが、「女性には無理」という、”常識”を身をもって覆したように、志を曲げなければ、いつか道は開くのです。

【私見】
空海〔弘法大師〕は、よくご存知だと思いますが、今後、空海の言葉を紹介することがあるので、少しだけ触れておきたいと思います。
弘法大師は、奈良時代末期の宝亀5年6月(774年)香川県善通寺で父佐伯直田公の三男として生まれ、幼名「真魚(まお)」と言われています。18歳で大学寮の明経科で学ぶが、人生の根本問題を解明する為には仏教を学ぶことが必要と考え大学を辞めて仏道に入り、ある僧侶から密教の修法を学び、四国や奈良県吉野の山々をめぐり所業を重ね、僧侶として「空海」と改名しました。
そして、31歳のとき、延暦23年(804年)に遣唐使の舟で中国を目指しますが、暴風雨で34日間漂流した後、幾多の困難を乗り越え修行をし、大同元年(806年)に九州に帰国します。809年、嵯峨天皇の命で上京し髙雄山寺に入り真言密教を流布し、国家安泰の祈祷を修した。空海の下には多くの僧侶が集まり真言宗を確立し、日本天台宗の宗祖、最澄とともに平安仏教を発展させました。
835年3月、空海は弟子に遺言し、62歳で入定(永遠の瞑想に入る)します。
後の921年、後醍醐天皇から生前の功績をたたえ「弘法大師」の諡号(しごう)(高徳の人に死後送る名前)が送られました。

空海の時代にジェンダーフリーの概念「もし信心し教えを実践するなら、男女の別もなく、身分も関係なく、だれもが仏となる素質を持っている」と考えていたとは驚きですね。
元組織委員会の森喜朗氏の女性蔑視発言が国内外で大問題となり、日本社会がジェンダーフリーの概念が浸透してないことがわかり、今後、国はもちろん市としても積極的にジェンダーフリーの意識改革に積極的に取り組んでいきます。
また、「オリンピズムの根本原則」には次のようにあります。

この原則は、1899年「国際オリンピック委員会規則」としてフランスの教育者「ピエールド・クーベルタン男爵」がスポーツを通した生き方の哲学を世界に広めるために、7つの原則を制定しました。その一つに「6. このオリンピック憲章の定める権利および自由は人権、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またその他の意見、国あるいは社会的な出身、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別を受けることなく、確実に享受されなければならない。」とあります。
この原則が国内において理解し行動に繋げていかなければなりません。

少しだけ驚きですが、37年前のロサンゼルスオリンピックで初めて女子マラソンが正式種目となったということです。スイスのガブリエラ・アンデルセン選手がふらふらになりながらゴールしたシーンを今でも鮮明に記憶しています。増田明美選手は残念ながら途中棄権しています。
また、1970年代までは女子マラソン大会がなく、国際陸上競技連盟が認定した女性だけのマラソン大会は1979年の「第1回東京国際女子マラソン」です。
日本人選手のオリンピックメダリストは1992年バルセロナ大会の有森優子選手からシドニー大会高橋尚子選手、アテネ大会の野口みずき選手などが頑張って女子マラソン界をレベルアップし盛り上げていただいております。
現在、コロナ禍で様々な意見があり東京オリパラの開催が心配されていますが、東日本大震災復興五輪という目的の為にも感染予防対策を万全にした上で無観客でも開催出来れば、オリンピックの華である女子マラソン内定者「一山麻緒選手・鈴木亜由子選手・前田穂南選手」には是非頑張って頂きたいと思います。
今回のメッセージは、力が入りすぎかな?