市長メッセージ

更新日:2021年06月01日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

6月に入りました。今年は梅雨入りが早く、じめじめとした雲空の多い日が続いています。
職員の皆さんも体調管理を心がけ、市民の皆様に笑顔で対応しながら、明るい雰囲気の市役所を創っていきましょう。

さて、県独自の「緊急事態宣言」は5月末で解除され、「感染拡大緊急警報」に移行し、都城・北諸圏域以外の全市町村は、「感染警戒区域(オレンジ圏域)」となりました。
行動要請としては、県外との往来自粛や高齢者・障がい者施設の面会制限、会食は4人以下・2時間以内などが継続されたところです。市民の皆さんには、引き続き不自由で我慢の生活を強いられることや、飲食業等様々な分野に影響が及び、市内経済においても厳しい状況が続くことなどが懸念されます。
また、コロナ禍の中、出口が見えず、各種行事やイベントも実施できないことから、地域コミュニティの希薄化が進み、各種団体の運営及び組織体制の維持も難しくなるなど、多くの課題を抱えています。
これらの課題について、各部局で連携しながら対応していきたいと考えていますので、全庁的な協力をよろしくお願いします。

次に、ワクチン接種についてであります。
医師会・薬剤師会など関係機関のご協力により、5月24日から、高齢者へのワクチン接種が、22の「医療機関」と「イオンタウン日向の集団接種会場」で始まりました。
接種開始までの準備作業をはじめ、接種開始後の集団接種会場での現場対応に加え、市民からの苦情対応など様々な業務、さらにはラインやネットを活用できない高齢者への予約受付の支援など、健康長寿部、健康増進課を中心に、各支所をはじめとした全庁的な協力により、ワクチン接種をスタートすることができたと感じています。あらためて感謝申し上げます。
今後も、64歳以下のワクチン接種が控えていますので、職員の皆さんには、なお一層の協力をお願いします。

また、本日から、30%のプレミアム付き商品券第3弾「コロナに負けるな!元気クーポン」の販売が、「まちの駅とみたか」、「道の駅日向」、「道の駅とうごう」、「海の駅ほそしま」の市内4か所で始まります。今回も6,500円分の商品券を5,000円で販売し、1世帯4冊まで購入できますので、市内における消費喚起に協力をお願いします。

最後に、6月定例市議会が、4日(金曜日)に開会します。
今定例会では、市民の関心が高い新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の取り組みや感染防止対策、市内の経済復興策など、市政の重要な課題に関する議論が交わされることが予想されます。
市民を代表する議員の皆様からの質疑対応となりますので、適切な議会対応について、職員の皆さんのご協力をよろしくお願いします。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】

童門冬二著
「上杉鷹山の経営学・徳川家康の経営学・渋沢栄一人生意気に感ず」著書多数
西郷隆盛~人を魅きつける力「人生の真理・西郷語録」より掲載
~何事も、人間が決め手だ~
「どんなにいい制度を作り、あるいは組織を形成しても、結局はそれを動かすのは人だ。
人がまずあって、後に方法がくる。その意味でいえば、人間はこの世の第一の宝である。
特に、上に立つ者はこのことを肝に銘ずるべきである」

【私見】

鎖国政策をとっていた江戸幕府は浦賀沖にペリーが来航して、アメリカに屈し「日米和親条約」を締結しましたが、第9条の「片務的最恵国待遇を与える」という条項は、つまりアメリカを大事にしなさいということで、イギリスやロシアとの不平等条約も結ぶこととなり倒幕運動が強まりました。
また、「安政の大獄」を起こした井伊直弼が暗殺され、幕府の権威も失墜します。そのような中、坂本龍馬が奔走し、長州藩と薩摩藩が同盟の密約を結ぶに至ります。その後、徳川慶喜は「大政奉還」を行い「王政復古の大号令」で江戸時代は終わりました。旧幕府軍と新政府軍(薩摩・長州同盟)の「戊辰戦争」の後、明治維新へと一挙に進みます。
そして、私が尊敬する「吉田松陰」は、松下村塾の門下生「伊藤博文や久坂玄瑞、高杉晋作」など、明治維新で活躍した多くの人材を輩出します。この時期には、維新三傑と言われる木戸孝允、薩摩出身の西郷隆盛や廃藩置県を実行した大久保利通も活躍しました。
このように、この頃の人物は明治維新を成し遂げた素晴らしい偉人ばかりであります。
その中でも、西郷隆盛は、島津斉彬を師と仰ぎ、彼を通じて江戸の俊才と出会い人脈を得ますが、人生で幾度も挫折し、それをバネに前に進み歴史の偉人として名をはせています。
勝海舟もまた島津斉彬と若いころからの特別な友人でありました。土佐藩を脱藩していた坂本龍馬は勝に育てられ「神戸海軍操練所」の閉鎖に伴い、行き場のない竜馬を勝が「薩摩の役に立つ」と言って西郷に居候を頼んだという史実もあります。
このように歴史を見ると、一人の行動や人脈により物事や歴史が動くことを知ることができます。私も、西郷隆盛が言う「何事も、人間が決め手だ」の考えにまったく同感です。
現在のコロナ禍にあって、法律や制度・組織がありますが、これまで経験したことがない危機に対して、どのように対策を立てればいいのか、解決策は何なのか?ワクチンなのか。人流を止めることなのか? しかし、経世済民というように経済も支えなければなりません。
人間の考えや行動によって感染が拡大し、また、抑制することができるのではないでしょうか。コロナに対して、改めて国民一人一人が新型コロナウイルスと戦う意識を持てばコロナを撲滅できると思います。