市長メッセージ

更新日:2021年07月01日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

毎日うっとうしい梅雨空が続いています。職員の皆さんも、引き続き体調管理を心がけ、笑顔で職務に精励していただきたいと思います。

さて、6月定例会では、コロナ対策となる第9弾緊急経済対策の補正予算など、提案した議案について全て可決いただきました。また、新型コロナウイルスワクチン接種事業、ヤングケアラーの現状、地域公共交通問題、スポーツ施設整備などの一般質問についても、職員の皆さんの協力により、無事に終了することができたと感じています。適切な議会対応ありがとうございました。
そして、取扱高の減少等により平成30年11月に法人を解散した第三セクター「日向青果地方卸売市場株式会社」跡地の土地建物については、近日中に県内の農業生産法人と売買契約を締結する予定となりました。売却後も、引き続き精算結了に向けた事務手続きを進めていくこととなりますが、これまで課題であった案件が前に進んだものと感じています。
今後も、市政の様々な課題解決に向けて、職員一丸となって取り組んでいきましょう。

それでは、月初めにあたり、市政に関する報告を3点いたします。
1点目は、「中国濰坊市との友好都市交流事業」についてです。
1986年(昭和61年)2月に「中国濰坊市との友好都市を締結」してから、今年で35周年を迎えました。これまでも、両市では相互理解と協力の下、節目における訪問団の派遣による交流や県道の歩道整備に濰坊市産の敷石を使用してきたほか、コロナ禍の中では、相互に感染防止のマスクの寄贈を行ってきたところです。
こうした中、濰坊市側から、「日向市市制施行70周年」と「友好都市締結35周年」の節目の年にあたる今年、引き続き「友好交流活動の継続を確認する趣旨」で覚書を交わしたいとの意向が示されました。
本市としても、国際化が進む中、地方都市における交流を積み重ねが、日中両国の良好な関係性の構築につながるものと考えて、今回7月8日にWEB方式で覚書を締結することにいたしました。
これを契機に、今後さらに両市の友好交流が深まり、発展していくことを期待したいと考えています。

2点目は、「新型コロナウイルス」についてです。
県内では感染者数も落ち着いてきていますが、全国的にはリバウンドが懸念されている状況となっています。引き続き感染防止対策をしっかりと取り組んでいかなければなりません。
なお、現在本市で進めている高齢者のワクチン接種は、全庁的な協力体制により順調に進んでいます。

今後は、優先接種や64歳以下の方へのワクチン接種に移りますが、これまで以上の事務や作業量が増えてくることも予想されます。今後なお一層の協力をお願いします。

最後に、「第35回国民文化祭・みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」についてです。
いよいよ、国文祭・芸文祭みやざき大会が、「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」をキャッチフレーズとして、7月3日(土)から10月17日(日)までの107日間にわたり県内各地で開催されます。
本市では、「日向のお国自慢大集合展」、「牧水・短歌甲子園」、「演劇『お船出ものがたり異聞』~いざ!東へ~」、「ひむかの国こども落語チャンピオン大会」などが実施される予定となっています。
職員の皆さんも、それぞれにイベントに参加して楽しむ一方で、運営等への協力もよろしくお願いいたします。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】

宮下 真著 1957年 福島県生まれ
著書「ブッダがせんせい」「なかよくなることば」
「生き方が変わる! 空海 黄金の言葉」より掲載
一(いち)塵(じん)大嶽(たいがく)を崇(たかく)し、一(いっ)滴(てき)廣(こう)海(かい)を深くする所以は、心を同じくし力を勠(あわ)するが之致すところなり
~一人の力をむだにせず、心を合わせて「山」を作る~

小さな力を軽く見ては何も変わらない
「塵が重なって大山を高くし、一滴のしずくが集まって海を深くしたのは、心を一つにして力を合わせたからこそなし得たこと、大きな事業もそのような協力があってこそ実現するものです」。
これは、空海が高野山に仏塔を建てるための勧進(金品の寄付)を呼びかけた書にみられます。
空海は嵯峨天皇をはじめ多くの理解者を得ていましたが、台所事情はけっして豊かではなく、米、紙などを送ってくれるようお願いする手紙や、寄進に対する礼状がいくつか残されています。この書でも「一銭でも一粒の米でも添えていただければ、仏と縁が結ばれ、功徳によって大きな恩恵がもたらされることでしょう」と、辞を低くして寄進を依頼しています。
私たちは一人の力を軽視しがちです。しかし、例えば選挙の一票や一人分の署名も、「どうせ何も変わらない」と行動をしなければゼロ=無力ですが、行動さえ起こせばゼロではないのです。一粒の砂や一滴の水も、「心を同じく」する者が力を合わせれば、山となり大海となることを忘れずにいましょう。

【私見】

一(いち)塵(じん)大嶽(たいがく)を崇(たかく)し、一(いっ)滴(てき)廣(こう)海(かい)を深くする所以は、・・・・・云々、大変難しいことばですが、要は下の文章~一人の力をむだにせず、・・・~の内容です、
 空海は、ごくごく当たり前の事を言っているのですが、これがなかなか難しいことですね。
例えば一票の力で言えば、1986年に土井たか子氏が社会党委員長に就任し、88年の消費税をめぐる論戦で「駄目なものは駄目」と訴えて、89年の参議院選挙では、リクルート事件や消費税導入などで自民党離れが進み、選挙に大勝し与党を過半数割れに追いこみました。
「土井ブーム」「マドンナ旋風」が起こり、「山が動いた」という表現は名文句として有名になりました。
しかし、政治において党の綱領や政治理念などが大事であり、風だよりでは政策を実現できないことも現実です。選挙の洗礼を受ける私としては、有権者一人ひとりの力と積み重ねがとても大事であり、一票の重みを身に染みて感じています。
また、現在はコロナ禍や東京五輪・パラリンピック開催等の課題があります。この難題を解決するには、一人の力をむだにせず、心を合わせて「山」を作るための強いメッセージを菅総理が発信すること、国民を信じて、安全安心な大会にするために、感染防止対策や東日本大震災の復興オリパラへの一人ひとりの力を借りることが大切ですね。
私自身も、日向市のまちづくりのために、市民一人ひとりの力を借りて協働のまちづくりの為のメッセージ(言葉や行動等)を発信していきたいと思います。