市長メッセージ

更新日:2021年08月02日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

梅雨が明け8月に入り、夏本番を迎えました。
先週は、1日の新型コロナウイルス感染者数が全国で初めて1万人を超えるなど、若い世代を中心に爆発的な感染拡大の状況となっています。国では、8月2日から東京都と沖縄県に加え、大阪府、千葉県、神奈川県、埼玉県の4府県に「緊急事態宣言」を追加発令し、北海道、京都府、兵庫県、石川県、福岡県の5道府県には「まん延防止等重点措置」を適用することとなりました。

このような中、県では、人の移動が多くなる夏休みやお盆期間中の感染拡大を抑え込むため、7月19日から8月31日までを「感染拡大防止強化月間」と設定し、会食時の「みやざきモデルの徹底」や「不要不急の県外との往来自粛」、「来県の自粛」等の行動要請を行い、テレビやSNS等の広報媒体を活用して、感染防止対策の徹底を広く呼びかけています。

しかしながら、先週は本県でも4日続けて2桁の感染者が確認され、感染が拡大している宮崎市、西都市、高鍋町、新富町、川南町の2市3町が、7月30日(金)から8月19日(木)までの間、「感染警戒区域(オレンジ圏域)」に指定されました。

このように、昨年の第2波もしくはそれ以上の感染拡大が心配される厳しい状況であり、本市でも、先週感染者が確認されていることから、引き続き感染防止対策に万全を期さなければなりません。デルタ株による感染拡大の危機感を共有し、マスク、3密を避ける、手指消毒などの基本的な感染防止対策の徹底が必要です。
職員の皆さんも、一人ひとりが最大級の警戒をもって、「うつらない」、「うつさない」ための意識ある行動に努めていただくなど、感染拡大防止の取り組みにご協力をお願いします。

次に、ワクチン接種についてです。
職員の皆さんのご協力により、接種は順調に進んでいると考えています。
本市では、7月末現在、65歳以上の高齢者へのワクチン接種は、概ね終了しています。
また、全市民の1回目の接種率も約38%と伸びてきており、国からのワクチンの供給が順調に進めば接種率も上がり、市民の皆様の安全安心につながるものと考えます。
現在、優先接種や64歳以下の方への接種も一部始まっていますので、今後もワクチン接種の推進にご協力をお願いします。

最後に、成人式についてです。
令和3年の成人式は、1月の開催を再延期し8月14日に開催予定としていましたが、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大状況や、本県では7月~8月を「感染拡大防止強化月間」としており、県外からの不要不急の往来自粛の要請も出されたことを受け、開催の可否を検討してきました。
LINEを使って今回の成人式対象者に実施した「式典の開催に関するアンケート調査」では、144人からの回答の内、「中止やむなし」が約81%、「延期」が約18%という結果が出たところです。

私としては、一生に一度の成人式であることから、何とかして開催できないか関係者と協議してきたところでありますが、感染拡大の状況を踏まえ、参加者の皆さんやご家族、市民の皆さんの健康と安全を最優先に考えて、やむなく成人式を中止することといたしました。
なお、式典は中止するものの、新成人を代表して、これまで式典の準備に関わった成人式実行委員会の皆さんにより、誓いの言葉や成人証書授与を執り行い、その様子を後日、市の公式YouTudeチャンネルで配信いたします。
開催を楽しみにしていた新成人の皆さんや関係者の皆様には誠に申し訳なく、私としても残念でなりませんが、感染拡大防止のためにもご理解をお願いいたします。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】

東京オリ・パラと新型コロナウイルスについて
オリンピックも開会から10日目を迎え中盤となりました。
今から8年前の2013年、ブエノスアイレスでのオリンピック東京開催決定の瞬間は、全国民が歓喜に沸いた映像が流れ、感動したことを記憶しています。
この復興五輪は、東日本大震災で「世界中からいただいた支援への感謝や復興しつつある被災地の姿を世界に伝え、国内外の方々に、被災地や復興についての理解・共感を深めていただくこと」の理念のもとに、復興を後押しすることを目的とされています。
その意味で、開会式に先立ち、福島県でソフトボールと野球、宮城県で男女のサッカー競技が実施されました。
しかしながら、国立競技場の建て替え問題、エンブレムの盗用疑惑、森会長の女性蔑視発言、大会関係者の辞任・解任など、問題が次々に起こりました。極めつけは、新型コロナウイルスにより、大会中止や無観客開催など賛否が大きく渦巻き、コロナの感染者が拡大し第5波に入る中での開催となったことは、復興五輪の意義が薄れ、大変残念だと思っています。

首都圏をはじめとする地域の人流を抑制し、感染防止のために、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」が発令されましたが、効果が表れず、逆に人出は増加していることから、政府の発言に、国民が「危機感を共有しない」状況があると感じています。
若者を中心に感染が拡大している現状への対応として、早期にワクチン接種対象者を若者中心に切り替え、接種率60%を目指して計画してはどうかと考えます。そうしなければ、去年の二の舞となり、全国に緊急事態宣言を発令する事態となることを懸念しています。

一方で、開催中のオリンピックでは、新競技のサーフィンやスケートボードで、男女とも若者が活躍しています。サーフィン競技をお倉ヶ浜に誘致しようと活動したことが懐かしく思い出されます。
メダルを期待された日本選手が、日の丸を背負う重圧の中、5年間の苦しみや辛さ厳しい練習を乗り越えてメダルを手にする選手、残念ながら結果を残せなかった選手など、勝負の勝ち負けは抜きに、選手が頑張っている姿には大きく感動します。若者風に言うと「エモい・・・感情が動かされた状態」ですね。
そして、メダリストの言葉には、これまでの関係者へのお礼、感謝、5年間の苦しみや辛さの現実、そしてコロナ禍の中、オリンピックが開催できていることへの感謝の言葉を話されています。
このように、頑張っている選手に対して、SNSを通じて応援や賛辞はいいのですが、一部、心無い誹謗中傷が国内外から書き込まれている状況もあることは、言語道断の行為で許すことはできません。

オリンピックは、夢・希望・感動・絆や連帯を生み、「平和の祭典」と言われていますので、私たちも、これからの後半戦での「感動を共有」しましょう。
そして、多様性と調和の社会をめざして開催される「パラリンピック」も、国内外の選手の活躍を期待して、応援を頑張りましょう。