市長メッセージ

更新日:2021年11月01日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

コスモスが咲き誇る11月に入り、一段と寒さが厳しくなってきました。
今年は、コロナに加えインフルエンザが流行するのではないかと心配されます。
職務多忙な日が続きますが、体調管理には十分気を付けて職務に精励していただきたいと思います。
 
さて、新型コロナウイルスの感染者数は、本市や県、また全国的に落ち着きを見せてきています。これもひとえに、市民の皆さんの感染防止対策へのご理解と医療従事者などのご協力によるものと感じています。
また、職員の皆さんのご協力により、イオン日向での集団接種会場、そして8月末から開始した市庁舎での大規模接種会場におけるワクチン接種も順調に進み、接種率は、10月27日現在で、1回目終了は約81.59%、2回目は約74.28%となっています。
11月末までには、希望する全ての方への接種が完了する予定であることから、その効果が出ているものと考えます。
しかしながら、世界的にワクチン接種率が高い国々では新たな変異株が発生しており、決して気を緩めることはできません。第6波が発生しないように、しっかりと感染防止対策に取り組みましょう。
 
次に、昨日の衆議院議員選挙についてです。
10月14日に衆議院が解散し、コロナ禍の中、短期間での選挙事務の準備や期日前投票所の運営、そして選挙当日の投開票事務など、多忙を極めた10月でありました。職員の皆さんの選挙事務へのご協力と迅速・適切な投開票事務の執行に、改めて感謝いたします。

次に、11月26日から開会予定の12月定例市議会についてです。
9月議会は、コロナ禍の中、議会のご理解により一般質問が中止となったことから、ワクチン接種等の事務にしっかりと対応することができました。12月議会は、通常業務の中、多くの一般質問が行われることも想定されますので、適切な議会対応をお願いします。

次に、「市制施行70周年記念式典」についてです。
来る11月20日に、「市制施行70周年記念式典」を開催します。コロナ禍の中、これまでの周年行事とは違い、華やかな式典ではなく、「自治功労者」・「一般功労者」・「特別功労者」の表彰に加え、「市民栄誉賞」や「青の国大賞」の授与を行うこととしています。
「日向市民栄誉賞」と「日向市民栄誉特別賞」は、市民の夢と希望を与え、社会に進歩と活力をもたらし、広く市民に敬愛される方として、「メディキット株式会社」創業者の「中島弘明」さんと、日米通算2,500安打を達成した、今年のセリーグ優勝チーム「東京ヤクルトスワローズの青木宣親」さん、お二人に授与します。

次に「青の国大賞」は、本市のイメージアップ、地域活力の向上など、その推進に著しく貢献された、次の方々を選定しました。
大賞は、30年近く本市と交流を続けている「ヴァイオリニストの古澤巌」さん、本市出身の日本を代表するバレーダンサーで、日向市観光大使の「西島数博」さん、さらには、「牧水・短歌甲子園」でご尽力いただいております審査委員の「俵 万智さん」、「大口玲子さん」、「笹 公人さん」の3名、優秀賞は、平岩地区の地域振興や児童生徒の健全育成に尽力された「甲斐靖朗さん」、奨励賞は、堂宮大工の「井上一希さん」です。

また、「日向市文化賞」は、日向商工会議所会頭で文化振興や教育行政等幅広くご尽力いただいた「三輪純司さん」に決定したところです。
いずれも、本市に多大なご貢献をいただいた方々です。今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

最後に、改めて職員の皆さんへお願いです。
本市は、市制施行70周年を迎え、「つながる」をコンセプトとして、「海・山・人がつながり、笑顔で暮らせる元気なまち リラックスタウン日向」の実現を目指しているところです。
そのためにも、豊かな自然、歴史、文化などの恵みを大切に受け継ぎながら、港湾工業都市としての更なる発展に向けて、市民の皆様とともに、本市の魅力と新たな価値をつなげていかなければなりません。
日向市の新たな未来に向かって、これからも一層の協力をお願いします。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】

西沢泰生著 「心に元気があふれる50の物語」より掲載
運命を変えた「最高の選択」
これは、ある俳優さんが「人生で一番大当たりの選択をした」ときのお話です。
ある俳優さんとは、個性派のおじいちゃん役者、笹野高史さん。
山田洋次監督に気に入られて、あの名作映画「男はつらいよ」に出演していた笹野さんに、ある日、こんな話が舞い込みます。
「山田監督の脚本で、漫画『釣りバカ日誌』が西田敏行さん主演で映画化されることになった。ついては、ぜひ笹野さんに出演してもらいたい。」
監督に起用された栗山富夫さんから笹野さんに提示された役柄の候補は、次の2つ。
1つは「主人公のハマちゃんが東京へ赴任する前の上司役。」四国に支店でハマちゃんに東京への異動を告げる役で、けっこうセリフが多い。
もう一つは、スーさん(=ハマちゃんの会社の社長で、釣りを通してハマちゃんと友達になってしまう)の運転手役で、セリフはほとんどなし。
栗山監督から「どっちでも好きな役を選んで」と言われて、すっかりまよってしまった
笹野さん。栗山監督に質問します。
「弱ったなぁ、ちなみにスーさんはどなたがやられるんですか?」、「三國連太郎さんがやります」
監督のその言葉を聞いた笹野さんは、即答します。
「なるほど。じゃあ僕は、スーさんの運転手をやらせていただきます!」、「えっ?そっちはセリフ少ないよ」
笹野さんの意外な選択に少し驚く監督。しかし、笹野さんはこう続けたのです。
「いいんです。三國さんと共演させていただけるんですから」
役者なら、少しでもセリフが多い役を選ぶのが普通。
でも、この時の笹野さんは迷わず、尊敬する偉大な役者、三國連太郎さんとの共演を選んだのですね。
その結果は、ご存じの通り、大正解でした。『釣りバカ日誌』は評判となりシリーズ化。
笹野さんは「スーさんの運転手役」として、シリーズの顔となり出演がずっと続くことになるのです。
もし、ハマちゃんの四国時代の上司役を選んでいたら、1回の出演でサヨナラになるところでした。
笹野さんはこのことについて、「たぶん、これまでの人生で僕が選んできたものの中では、あれが一番大当たりでした」とまで言っています。
「お金も、仕事も、幸せも、全部、人が運んでくる」
笹野さんは三國さんという「人」を選んで、幸運をつかんだのですね。
何しろ当時の笹野さんは、街を歩いていると、「あっ、スーさんの運転手の人」「あっ、釣りバカの運転手」と言ってもらえることが多かったとか。いかに運転手役がハマっていたかが伝わってきます。
役者にとって「ハマリ役」の役名で呼ばれることは、勲章のようなもの。笹野さんも、「笹野」と呼ばれるより、「スーさんの運転手」と呼ばれるほうが嬉しかったそうです。
人生や仕事で選択を迫られて迷ったときは、「人」を選択基準のトップに持ってくるといい。そうすると、他のものは、あとからついてくるのです。

【私見】

皆さんも知っての通り、山田洋次監督と日向市のご縁は、平成4年に発足した「山田会」の和田康之代表(下水道課長)と5人の有志が、平成4年「男はつらいよ 第45作」のロケ地が日南市であり、是非、日向市でもロケをやってほしい」という思いを、タレント名鑑で調べた山田監督のご自宅に直接電話して伝えたところ、「親切に最後まで話を聞いてくれた山田監督から「寅さんロケは、次回は決まっているから、また、今後検討します。」、「映画祭については時期さえ合えば行けますから、僕のスケジューを管理している松竹に電話してみて。」と言われ、結果、山田監督が、平成6年に日向市に来られ、その日上映した「同胞」と「学校」を撮ったいきさつを講演し、平成12年には、日向市で「15才 学校Ⅳ」のロケが実現しました。
真剣に監督にアタックした熱意が、今の深いご縁と絆で結ばれています。今年も全国に先駆けて「キネマの神様」が日向市で上映されました。「山田会」に皆さんにはとても感謝しています。
私は、山田洋次監督の映画が大好きです。特に「男はつらいよ」、「釣りバカ日誌」シリーズが大好きで、BSのテレビで毎週楽しみに観ています。
寅さんやスーさんの、お人好しで優しくて、自分の事より相手のことを真剣に思い心配する人柄に魅かれています。「お金も、仕事も、幸せも、全部、人が運んでくる」と書かれているように、山田監督と山田会との人と人のつながりや絆が大切な事だと思います。