市長メッセージ

更新日:2022年06月02日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

6月に入り、早いもので令和4年も半年が過ぎようとしています。
間もなく梅雨の季節に入り、蒸し暑い夏も近づいてきますので、体調管理には十分に注意してください。また、コロナ感染にも気をつけましょう。

次に、新型コロナウイルスの感染状況について、県は、減少傾向に入っているが、もうしばらく様子を見る必要があるということから、「医療緊急警報」期間を6月5日(日)までを目途に延長を決定し、行動要請や会食制限も継続となりました。
また、今後は、「病床使用率が25%を超えていても、低下傾向が続き25%以下となることが見込まれれば、警報引き下げを判断したい」と発表しました。
「医療警報」に、引き下げられた場合は、コロナ対策を講じた「ひなた飲食店認証店」を利用すれば、会食制限は「大人数、長時間を控える」という考え方に緩和されます。
これまでは職場での会食を控える傾向にありましたが、制限が緩和されれば「ひなた飲食店認証店」を積極的に活用し、職場の連携と懇親を深めていただきたいと思います。

次に、ワクチン接種状況については、5月24日現在で約73.5%と上がってきましたが、まだ県平均を下回っており、40歳以下の接種率が低い状況です。若い方々へのワクチン接種の啓発を推進するとともに、医師会や関係者の協力により、3回目のワクチン集団接種を6月18日(土)に市庁舎で午後2時から午後9時までの夜間接種を実施しますので、市民の皆様をはじめ職員の皆さんも、ワクチン接種を積極的に検討していただきたいと思います。

次に、市内の経済支援策として「コロナに負けるな!元気クーポン」のプレミアム付商品券が観光協会・商工会議所や関係部署の職員の協力で5月28日から発売されました。
多くの市民の皆さんが早朝より並ばれ、駐車場の混雑や長い待ち時間など、ご不便をおかけしながらもプレミアム付商品券を購入していただきました。職員の皆さんご苦労様でした。

最後に、6月定例市議会が、3日(金)に開会します。
今定例会では、新型コロナウイルス感染症で疲弊した市内経済支援策やウイズコロナ・アフターコロナでの日向三大祭りや地域コミュニティの在り方、また、国の電力政策の動向などについて議論が交わされます。一般質問をはじめ議案審議に対しても適切な対応をよろしくお願いします。
それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】

西沢泰生著 1962年 神奈川県 生まれ
「アタック25」「クイズタイムショック」など、クイズ番組に出演し優勝
「心に元気があふれる50の物語」掲載  発行所 三笠書房
遠足の作文で知った「快感」
お笑い芸人から、今や芥川賞作家になった又吉直樹さん。
彼が文章を書くことの快感を初めて知ったのは、小学生の時に書いた「遠足」を題材にした作文だったそうです。
「遠足」をテーマに作文を書くことになった小学生の又吉さんは、「普通に書いても面白くない」と考えました。
そこで、遠足について書くのではなく、「遠足」のとき、集団から離れて、「教頭先生と2人きりで山道を歩いたときの話」にしぼって作文を書くことにしたのです。
ここからは、又吉さんの作文の中の話。
教頭先生と共に山道を歩いていた小学生の又吉君、坂道で足を滑らせて木の細い枝を折ってしまいます。
それを見て、「木も生きてんねんから、折ったらあかん」と又吉君を叱る教頭先生。
と・こ・ろ・が。
もっと傾斜のキツイ坂道にさしかかったとき、今度は教頭先生のほうが足を滑らせてしまいます。
「わーーーっ!」
そう叫び、何本も木の枝を折りながら下まで滑っていく教頭先生・・・。
気をつかって又吉君が何も言わないでいると、教頭先生は、「木が、先生を助けてくれた」
と、さっきと同じ人とは思えないほど、前向きな見解を述べたのだそうです。
又吉君は、この出来事を「遠足」の作文として書き、提出します。
すると、後日のこと。
担任の先生から、この作文をクラスの皆の前で読むように促されました。
緊張しながら、たどたどしく自分の作文を読む又吉君。
すると・・・。
クラスメイトたちは皆、声をだして笑ってくれたのです。
又吉さんは言っています。
「文を書くことの快感を得たのは、このときだと思います」
この話を新聞で読んだ私は、はからずも、自分が小学生のとき書いた「遠足」の作文を思い出しました。
又吉さんと同じく、私も、「遠足の作文」を書くときになったとき、「遠足そのもの」について書いても「面白くないぞ」と思ったのですね。
それで、遠足(山登り)の目的地に向かう「行きのバス」について書きました。
タイトルはたしか「山道のカーブ」。
山道を上がっていく遠足バスが、カーブのたびに左右に大きくゆれて、車内の子どもたちが大いに盛り上がる様子をこと細かに描写したのです。
ラストの一行は「さあ、これから山登りだ!」。
遠足の作文なのに、「遠足がこれから始まるところで終わる」という反則ワザを使ったのですね。この作文、又吉さんと同じく、私もクラスの皆の前で朗読させられ、クラスメイトたちに大いにウケました。
もしかすると、私もあのとき「文で人を楽しませる」という快感を知ったのかもしれません。

【私見】

私は、毎月メッセージを書いていますが、又吉さんや著者のように文才がないので苦労をしながら、今月もメッセージを書いています。そして、文章、絵画や書道、音楽などの芸術は、その人の内面性や感性を表現するツールでもあると思います。
皆さんは、小学生時代に又吉さんや著者のような経験がありますか?
このような経験を大人になって実感することは、なかなかないのではないでしょうか。
文才のことではありませんが、人前で話すことが苦手な私の経験談をお話ししましょう。
小中学生時代の私は、人前での意見発表や話が苦手な子どもでしたが、小学4年生の時に黒木先生の質問に勇気を出して手を挙げました。先生は、珍しく私が手を挙げたので、私を指してくれました。私は、間違っていたら恥ずかしいと思いながら答えたら正解でホットしました。
それ以来、少しずつ手を上げるようになりました。答えの正解は別として・・・。
そして、市議会議員に立候補したときに、小中学生時代を知っている同級生から、「お前は、人前でしゃべれるのか」と心配されたのを記憶しています。
人の能力は、自分では気づかないで隠れているのかもしれませんね。
皆さんにも、何か一つ隠れた才能があると思いますので、探してみてはどうでしょうか?