市長メッセージ【3月】

更新日:2023年03月01日

職員の皆さん、おはようございます。市長の十屋でございます。
今日も一日、「笑顔であいさつ 日本一 ひゅうが」でよろしくお願いします。

 梅の花が咲き始め、3月に入り気温も少しずつ暖かくなってきました。
また、卒業・入学シーズンとなりました。コロナ禍での厳しい学校生活を乗り越えたご家族がいらっしゃる職員の皆さんに対して、心からお祝い申し上げます。

 さて、3月定例市議会の会期が、2月24日(金)から3月17日(金)までの22日間となりました。
令和5年度は、私が市政を担ってから2期目の最終年度となります。日向で育った子どもたちが、地元に残り、帰りたくなるような「笑顔があふれ、心豊かな日向市」の実現を政治理念に、「市民一人ひとりが主役のまち」の実現に向けて「信じることを貫く」という信念のもと市政運営に邁進してまいりました。
 これからも、日向市の将来を見据えて、社会情勢や本市を取り巻く環境の変化を見極め、市民の皆さんとともに、「海・山・人がつながり 笑顔で暮らせる 元気なまち」の実現に向けて、全身全霊で取り組みます。

特に次年度の事業においては、児童生徒の学力向上を目的とした「学力向上担当専任指導主事」を配置することで教職員の人材育成を支援し、「日向市ゼロカーボンシティ宣言」表明に係る様々な地球温暖化対策を積極的に推進します。
次に、3年に及ぶコロナ禍への対応に加え、物価高騰対策や地域経済の再生に向け消費喚起事業などに取り組みます。
次に、新東郷診療所の令和6年3月の供用開始に向けて4月から建設工事を進めるとともに、同じく4月から東郷分遣所に救急車を新たに配備し、救急体制の強化を図ります。
また、令和7年2月の供用開始を目指して、「お倉ケ浜総合公園野球場」の工事に着手します。
 総合体育館については、市民の健康増進やダイバーシティーの実現を目指してパラスポーツなどの活動拠点として、また、災害時の防災拠点施設として、計画的な事業進捗を図ります。
次に、新たにデジタル人材を配置して、「自治体DX」を推進します。
観光の振興については、「日本版持続可能な観光ガイドライン」の導入に向けて取り組みます。
自殺対策事業の推進、地域福祉の充実や生活支援のために、「第2期日向市自殺対策行動計画」や「第4次日向市地域福祉計画」の策定など、積極的に取り組みます。
その他の政策についても、アフターコロナを見据え市政を積極的に「アドバンス 前進させます」ので協力をお願いします。
なお、議案については、令和4年度の補正予算をはじめ、令和5年度当初予算や条例改正などが審議されます。また、一般質問の登壇者は10名となり、市政の様々な議論が交わされますので、年度末で忙しい時期ですが、適切な議会対応をよろしくお願いします。

最後に、新型コロナウイルスについてです。
感染者数は全国的に減少傾向にあり、今月13日からマスクの着用は「個人の判断」となりますが、重症者リスクの高い人が入院・生活する医療機関や高齢者施設などではマスク着用を推奨しています。
そのような中、日向市の取り組みとしては、後日「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」にて方針を決定し報告しますので、協力をよろしくお願いします。

それでは、今月も一緒に頑張りましょう。

【今月の一言】 みやざき中央新聞 編集長 水谷もりひと著
「日本一 心を揺るがす 新聞社説ベストセレクション」より
~編集長祝辞。卒業生起立。礼。~
 小学6年生の皆さん、中学3年生、高校3年生の諸君、そして大学4年生の君、卒業おめでとう。君たちの成長を心から祝福します。
 胸をときめかせて入学したときは、まさかこの学校を卒業する日が来るなんて思って見なかったと思います。しかし、時間の流れは正確です。6歳の子は6年経てば12歳、12歳の子は3年経てば15歳に、そして15歳の子は18歳になります。この時間の流れには誰も逆らうことはできません。
 ちなみに、18歳の君は60年後には78歳のお爺さんやお婆さんです。これも間違いありません。ただし、一つだけ条件があります。それは、「生きてこそ」です。生きてこそ、お爺さんやお婆さんになれるのです。
 年を取ることは「老いる」とも言われ、何となくマイナスイメージがありますが、本当は「歳を重ねる」という表現があるように、それは「引き算」ではなく、「足し算」なのです。
いろんな経験をプラスさせていくのです。ステキなお爺さんやお婆さんになる。その人生の目標に向かって、どんなことがあっても生き抜いてください。
 ただ一つ、年を重ねていく毎に失うものがあります。それは可能性というものです。
大人になるにつれて断念しなければならない夢や、これから新しいことに挑戦しようと思っても目の前に立ちはだかる壁にぶち当たり、それを諦めなければならないことが多々あります。
 しかし、若い君たちはいろんな可能性を秘めています。「秘めている」ということは、親も先生も、君たち自身も、自分の可能性を知らないのです。そして、せっかく持っている可能性を秘めたまま年を取っていく人が多いのも現実です。
では、どうやったら、自分に秘められている可能性を最大限に引き出し、発揮することができるのでしょうか。それは、今、社会の中で自分の可能性を引き出して、いろんなことに挑戦し、輝いている人から学ぶことができます。
 中嶋千尋という女子プロゴルファーを知っていますか。彼女たちが参加するゴルフのツアートーナメントにはいつも約100人の選手が挑戦するそうです。もちろん、優勝できるのは一人だけです。この厳しい現実に対して、中嶋さんはこう言っています。「プロのスポーツ選手って確率が1%あれば『できる!』と思うんです。
 若者の間で大人気の小説家・山田悠介さんは19歳のとき、アルバイトをしていました。
書くことが好きだった彼は頭の中に浮かんだ空想物語を文章にしました。小説は書き上がりましたが、作家でもない彼の作品を本にしてくれる出版社などありません。
 彼は借金して自費出版で本を作りました。それが後のベストセラー「リアル鬼ごっこ」です。「好きなこと」が成功に繋がる前にあるのは「やってみたい」という強い想いです。
これを見逃したら「好きなこと」はやがて消えていきます。
 大人は言います。「そんなことして、もし失敗したらどうするの?」って。
しかし、100%勝てると分かっている試合に勝っても何の喜びがあるでしょうか。君が本当にやりたいのなら、たとえ勝算が1%の確率しかなくてもやったらいいのです。
それを「挑戦」といいます。
 そして失敗しましょう。たくさんの涙を流しましょう。失敗していいのです。もしうまくいったら大きくガッツポーズをして「ありがとうございます」と叫びましょう。もしうまくいかなかったときは小さくガッツポーズをして、『天才バカボン』のお父さんの、あの名台詞をつぶやきましょう。「これで・・・・・いいのだ」と。
そこから君の可能性が出てくるのです。

【私見】
 3月、卒業シーズンになりました。私も来賓あいさつをさせていただきますが、今年は、マスクを外して卒業式ができ良かったですね。うれしい限りです。児童生徒や学生、保護者の皆さんも喜んでおられると思います。ご卒業、おめでとうございます。
 ここに書かれていますように、若者には時間と色々な能力や可能性を秘めています。
また、時間は全ての人に平等に与えられていて、それをどのように使うかによって進路や人生が変わってきますね。是非、夢の実現に向けて「挑戦」し続けていってほしいと思います。
 そして、私も還暦を過ぎ高齢者の仲間入りをさせていただいています。「歳を重ねる」という表現は「足し算」なのですね。体力の衰えや物忘れが時々あり、徹夜が苦手になるなど、何となく「引き算」のマイナスイメージが頭をよぎりますね。
 しかしながら、若者にない「足し算」してきた知識や知恵、経験や実績などが豊富に蓄積されており、あの名台詞「これで・・・・・いいのだ」とポジティブに捉えましょう。